●経歴など
・Reinhold Messnerラインホルト・メスナー
・1944.9.17、イタリア、南チロル、Villnoss(Val-di-Funes) 、ザンクト・マグダレーナの手前フィルネスの村で生まれ育つ。
・父はザンクト・ペーターの小学校校長。
・20歳までに、弟Guntherギュンターと共に、ドロミテおよび西部アルプスのほとんどの困難なクライミング・ルートを、軽装備で踏破。
・世界8000m14峰完全制覇した最初の登山家。他には、故イイジ・ククチカ(ポーランド)、ロレタン(スイス)のみ。
・世界8000m14峰無酸素登頂記録はメスナー(イタリア)とロレタン(スイス)のみ。
(8000m峰14座とは:エベレスト(8848M)、K2(8611M)、カンチェンジュンガ(8586M)、ローツェ(8516M)、
マカルー(8463M)、チョ・オユー(8201M)、ダウラギリ?T峰(8167M)、マナスル(8163M)、
ナンガ・パルバット(8126M)、アンナプルナ?T峰(8091M)、ガッシャブルム?T峰(8068M)、
ブロード・ピーク(8051M)、ガッシャブルム?U峰 (8035M)、シシャパンマ(8027M))
【「Sudtirol-ADAC社の地図」、表紙の写真にある教会の脇の牧師館に彼は居住】
|
・1990年には南極点に歩いて到達。現在は一線を退き、山の環境美化運動、著作活動など。
・彼は生まれ育ったフネス渓谷の、あの地図帳の写真にある教会の左脇の牧師館を1973年購入した。(「ラインホルト・メスナー自伝」p.281)
・Vinschgauヴィンシュガウ谷(ヴェノスタ谷)とシュナルス谷の中間の「Schlos Juvalユーヴァル城(シュロス)」を1983年買い取り、改修、有機集約的農場経営を始めた。この地は例の5000年前の牧童「アイスマン」が発見されたアルプスに向かう場所。そういえば彼の風貌、アイスマンに似ていませんか?
・このアイスマン(エッツィ)発見の日(1991.9.19)の2日後、メスナーは遺体を見て、考古学的な古さを予言している。(本:
『5000年前の男』コンラート・シュピンドラー著、文芸春秋1994.5より)
○http://www.suedtirol-it.com/naturns/juval.htm【ユーヴァル城情報】
○http://www.naturns.it/de/reinholdmessner_schlossjuval.phtml【ユーヴァル城情報】
○http://www.country-style.de/1999/h499/fluchtburg.htm【城の内部説明もある】
・彼はイタリア・ドロミテ各地に山岳博物館:「★Messner Mountain Museum (MMM)」を建設している。
・Monte-Riteモンテリーテ山頂=MMM-Dolomites
・Ortles(Sulden=ステルビオ峠の東10km)
・Juval(Naturns近郊=メラノ北西30km)
・Firmiano(ボルツァーノ南20km)
・Ripa(Schloss Bruneck) =Bruneck
・Luserna(トレント南東20km:54-Mb73)/にもある。
●メスナー関係の紀行ページ
・Monte-Riteモンテリーテ山頂 -3【雲の上の博物館】
・Val di Funes,フネス渓谷-1:S.Maddalenaマッダレーナ村、Zannes小屋【マグダレーナの手前フィルネスの村で生まれ育つ。メスナーの家が、教会の左脇の牧師館】
・Val di Funes,フネス渓谷-2:ザンクト・ペーター村【父はザンクト・ペーターの小学校校長】
・Staulanza -Forcellaスタウランツァ峠(1773m)【ペルモ山の北西面の垂直に切立った岩肌はメスナーの自伝にもある登攀ルート】
●メスナー関係のWeb-Site
○http://www.reinhold-messner.de/【公式HP】
○http://www.messner-mountain-museum.it/【モンテ・リ−テの「雲の上の博物館」メスナーのMessner Mountain Museum。サイト内容は充実しており、地元の歴史文化なども紹介しすばらしい】
○http://www.jerberyd.com/climbing/climbers/messner/【彼の業績など】
☆「ラインホルト・メスナーの悟り」【日本の心を美しくする会】・・・・・・・・・・(10件)
☆http://spysee.jp/【ラインホルト・メスナー:プロフィール、関連地名など】
●ラインホルト・メスナー関係の出版物
B 『ナンガ・パルバート単独行』ラインホルト・メスナー著 山と渓谷社
B 「ラインホルト・メスナー自伝」自由なる魂を求めて、ラインホルト・メスナー著、松浦雅之訳、TBSブリタニカ(1993)
・『第7級:極限の登攀』ラインホルト・メスナー著 横川文雄訳、山と渓谷社1974年 (●中古本を探すには、こちらから)
・『マナスルの嵐』ラインホルト・メスナー著 岡沢祐吉訳 二見書房 1978年
・『挑戦:二人で8000メートル峰へ』ラインホルト・メスナー著 横川文雄訳 山と渓谷社 1978年
・「エヴェレスト」極点への遠征:ラインホルト・メスナー著:横川文雄訳:山と渓谷社:1979年6月1日
・「冒険への出発」五大陸の山々で:ラインホルト・メスナー著:横川文雄訳:山と渓谷社:1979年12月1日
・「ナンガ・パルバート単独行」:ラインホルト・メスナー著:横川文雄訳:山と渓谷社:1981年10月20日
・「K2」七人の闘い:ラインホルト・メスナー、アレッサンドロ・ゴーニャ著:尾崎ル治訳:山と渓谷社:1982年1月10日
・「死の地帯」:ラインホルト・メスナー著:尾崎ル治訳:山と渓谷社:1983年8月20日
・「チョモランマ単独行」:ラインホルト・メスナー著:横川文雄訳:山と渓谷社:1985年4月10日
・「生きた、還った」8000m峰14座完登(写真集):ラインホルト・メスナー著:横川文雄訳:東京新聞出版局:1987年8月12日
・「大岩壁」その歴史・ルート・体験:ラインホルト・メスナー著:横川文雄訳:山と渓谷社:1978年12月10日
・「高みをめざして」 ラインホルト・メスナーの素顔:ロナルド・フォークス著:新島義昭訳:白水社:1985年8月10日
・「マロリーは二度死んだ」:ラインホルト・メスナー著:黒沢孝夫訳:山と渓谷社:2000年月20日
・「My Quest for Yeti」:REINHOLD MESSNER著:2000年4月
・映画「地球交響曲(GAIA Symphony)」:ラインホルト・メスナー(登山家)、エンヤ(歌手)、ダライ・ラマ(法王)、星野道夫(写真家)、
などが出演し、その生き方や行動を生のまま見せてくれる。http://www.otrfilm.com/1cast/messner.html・・・(17件)