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Cytisus scoparius キティシス・スコパリウス(マメ科 エニシダ属)

(y0530)・・同じ属:y0530 y1040 w1250
    ・・類似属:Genistaヒトツバエニシダ属(y0050) Cytisusエニシダ属(y0530) Spartiumレダマ属(y1010)


a1@Faye峠ナポレオン街道  a1@Faye峠ナポレオン街道  a2@ビエルモンテ  a2@ビエルモンテ  a2@ビエルモンテ  a3@ヴォーニャ谷  a3@ヴォーニャ谷  a3@ヴォーニャ谷  a3@ヴォーニャ谷 

    (注:a1@:番号は撮影場所、@はPl@ntNet等で裏付け済:ソースで確率等。映像はクリックで拡大します)

0.同定検討パラメータ
 ・takagiさん⇒Cytisus scoparius(エニシダ属) なのか Pl@ntNet⇒Genista cinerea(ヒトツバエニシダ属) / 20.98% なのか?
 ・Pl@ntNet⇒Cytisus scoparius= 7,217 観察、>>Genista cinerea  252 観察。
 ・Genista cinereaはイベリア半島の中央部と西部で見られる固有種。たまに地中海地域で見つかる。
 ⇒⇒Cytisus scopariusで分類しておく。

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1.学名 (図鑑名と掲載Page):
  Cytisus scoparius キティシス・スコパリウス(スイスPG:p )(花訪:p )

2.科、属:
 マメ科(Fabaceae) エニシダ属

3.仏名/伊名/独名/英名 (図鑑名と掲載Page):
 仏:Genet a balais(Fleurs:p )
 伊:Ginestra dei carbonai(Fiori Selvatici:p )
 独:Besenginster
 英:English Broom/Scotch broom(「ブルーム」とは「ほうき」の意味)

4.類似の日本の花名/一般的カナ名 (図鑑名と掲載Page):
  エニシダ (金雀枝)/ホオベニエニシダ 頬紅金雀枝/ (日本の野草:p )

5.花の時期、特性など:
 ・花期:5-8月
 ・高さ:1m
 ・花弁:蝶形
 ・蝶形花は鮮黄色,長さ約2cm,旗弁はそり返っている。中央の1本のめしべを囲み,10本のおしべがある。花に受粉の昆虫がとまり,翼弁と竜骨弁がおし下げられると,中からめしべ・おしべが飛びだして虫に巻きつくように1回転し,花粉を飛び散らす。
 ・茎はうね(鋭い±5角(かど))があり、緑色。
・枝や葉にはアルカロイドが含まれるため、誤って食べると中毒を起こす。
 ・落葉低木


A.撮影場所(紀行リンク)、日、海抜m【●近隣峠、渓谷DBリンク】:
 a1:Escragnolles〜Pas-de-la Faye峠ナポレオン街道(フランス:プロヴァンス・アルプスCD地方、Alpes-Maritimes(06)県)、2007.6.9、海抜:約600m t-site/do-2007/609/609castellane-nice.htm
 a2:Bielmonteビエルモンテ(イタリア:ピエモンテ州ビエッラ県(BI)、2012.6.9、海抜:1517m 【●近隣峠・谷DB
 a3:Val Vognaヴォーニャ谷:SanGrato Pecciaサン・グラット・ペッキア(イタリア:ピエモンテ州ヴェルチェッリ県(VC))、2012.6.12、海抜:1529m 【●近隣峠・谷DB


B.この花を掲載しているサイト:
 ○http://luirig.altervista.org/flora/
 ○Wiki

C.
 ・エニシダ(planta genista)「ジネット(花)を植える(プラント)」の意味。
 ・王室のシンボル:中世のイギリスの統治者であるプランタジネット家の名前は、当時ラテン語でプランタ ジェニスタとして知られていた一般的なほうきに由来する可能性があります。この植物は、アンジューのジェフリー 5 世とイングランドの 5 人のプランタジネット王によって紋章として使用されました。ほうき、または種子のさやは、フランスのシャルル 6 世の個人的な紋章でした。プランタジネット朝(家)
 ・ヨーロッパの地中海沿岸が原産。今では、アメリカやオーストラリア、ニュージーランドなどに広く帰化しています。弱酸性土壌でもよく育ち、庭などにふつうに植栽されている。
 ・小さめで黄色い花の「ヒメエニシダ=Cytisus canariensisとCytisus stenosepalusの交雑」、花弁に赤いぼかしのある「ホオベニエニシダ」など、いろいろな種や交雑種があります。
 ・魔女のほうきは、この枝を束ねて作ったものとも言われている。
 ・花言葉は 「謙遜」「卑下」「きれい好き」「恋の苦しみ」
 ・延宝年間(1673‐81)に日本に渡来し,今日では観賞のため広く栽培されている。


●旅行中に撮影した花の写真をもとに、図鑑などから分類・整理しています。
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