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ハンニバルは? |
【ハンニバルのローヌ渡河と怪物タラスクス】 |
●L'oratoire de la Croix Couverte十字架用台のある三角形のゴシック様式の礼拝堂・フランスの歴史的建造物に登録:14世紀末建造 ・十字架の土台のある三角形のゴシック様式の礼拝堂 ・20世紀初頭にはUradou(大浦堂/天主堂)と呼ばれていたが、1960年代には十字架の土台が取り外されていた。 ・ボーケールの考古学博物館に寄贈した人は、Jean de Franceジャン・ド・フランス、Duke of Berry and his wifeベリー公と彼の妻、Jean d'armagnacジャン・ダルマニャック。 ・彼はラングドックの王の副官である公爵は、1384年から1386年の間にボーケールに3年間住んでいた。 ・伝説によると、華やかなスタイルの礼拝堂は、Tunisチュニスで亡くなったSaint Louisセントルイスの遺体の一時的な保管場所を記念して、より謙虚な建物の敷地に建てられた。 ・三角形の平面上に隆起した3つの面で構成されており、それぞれに開口部があり、中央に十字架が立ち上がるアーチ型の空間を囲んでいる。透かし彫りの欄干が建物の頂上にある。 -------- ○https://www.waymarking.com/ ○https://www.geocaching.com/ ○https://www.pop.culture.gouv.fr/ |
【西岸のボーケールと、東岸のタラスコンの航空写真】 |
●Beaucaireボーケール・ローヌ河の西岸の町。東岸のタラスコンと対で、紀元前7世紀頃に街ができた。イタリア=スペイン間をつなぐドミティア街道の中継町(イタリア方向、ニーム、ルムーラン、サンジル方向の分岐点)であった。 ・古代の名はUgernumウゲルナムと呼ばれた。 ・Beaucaire『美しい石/城』を意味する。 ・ボーケールはかつては重要な河川港であった。 ○https://fr.wikipedia.org/【ボーケール (ガール県)】 ○https://europeupclose.com/【職人の村、歴史と闘牛】 |
●Tarasconタラスコン・ローヌ河の東岸の町。西のボーケールと対で、かつてイタリア=スペイン間をつなぐドミティア街道の中継町であり、スペイン、アヴィニョン、リュベロン、アルル、カマルグ方向の分岐点であった。 ・現在のタラスコンの町は、古代はネルルクまたは「黒い場所/森」と呼ばれていた) ・対岸のボーケールの町とは地域圏も県も異なるが、流通面ではさながら一つの町のように機能してたが、古くから土地と水利を巡って争いが絶えなかった歴史がある。 ・現在もタラスコン市のローヌ川岸すべては、ボーケール市の領域で、港/船着き場はボーケール市側がほとんど。 ○https://ja.wikipedia.org/【wiki/タラスコン】 ○プロヴァンスを巡ろう13:タラスコンとボーケール |
●Tarasque/Tarasconus怪物タラスク、Sainte Marthe聖マルタ・紀元前からタラスクコンがある辺り(ネルルク(黒い森)=アルルとアヴィニョンの間のローヌ川の森)林に覆われた土手を住処に、ローヌ河畔で活動したと伝えられるタラスクは、龍に複数の動物のイメージを組み合わせて表現された恐ろしい姿が印象的。水陸両生で獰猛な性格を持ち、人々に恐怖を与えてきた。 ・毒の息を吐き、炎に包まれた糞(ラテン語:stercus)を撒き散らし、船や旅人を襲い、人間を喰らった。 ・タラスクは、考古・民俗学的には、紀元前2世紀から紀元前1世紀頃にかけて当地に定住した民族、ケルト・リグリア人が生んだ土着の怪物に由来するものと考えられている。タラスコンのみならず、プロヴァンス地方にその姿が点在する。 ・タラスクのかつての棲み処は遠くオリエントのシリアで、海の巨怪レヴィアタンと牛様の怪物ボナコンとの間に生まれたものとされる。 --- ・西暦48年、キリスト教布教のためにサント=マリー=ド=ラ=メールからやってきた聖マルタ (仏: Sainte Marthe/マリアの姉マルタ/ベタニアのマルタ) は当地を訪れ、怪物タラスクと対峙し、祈りと聖水でドラゴンを帯紐でつなぎ、飼い犬のようになつかせた。村人たちはこのタラスクを殺し、キリスト教に改宗した。 ・タラスコンのタラスクフェスティバルFete de la Tarasque(毎年6月最終土曜日)はユネスコ文化遺産に2008年に登録された。 ・スペインでも同様の怪物Tarasca/Tarasque:タラスク/タラスカの伝説と祭りがある。 ○https://en.wikipedia.org/【wiki/Tarasque】 ○怪物タラスク【wiki】 ○https://ameblo.jp/【南仏プロヴァンスのタラスコンに伝わる怪物タラスクの伝説とは!?】 ○聖マルタ・タラスコン王立大学教会【Sainte Marthe】 ○聖マルタの墓(フランス) 本:「ローヌ河歴史紀行」笹本駿二著、岩波新書 本:「フランスの祭りと暦」マリ・フランス・グースカン著、原書房 |
●Beaucaireボーケール〜Tarasconタラスコン の橋とダム●ジグザグの舟橋 ・2021.3.25:フランス5:考古学者リュック・ロングが、アルル近郊のローヌ川で行った発掘調査に関するドキュメンタリーを放送した。 ・ローヌ川のここに、古代の考古学的な宝物を隠してい可能性がある。 ・過去に、何世紀にもわたって、ローヌ川のこの付近はボート、フェリー、橋のいずれかで横断できた。 ・フェリーは水路を横断するケーブルを必要とし、このケーブルにボートのマストが当たり転覆した例がいくつかあった。 ・17世紀に両岸の間に舟橋が架けられた。この橋はジグザグのレイアウトで、直角に2つの曲がりがあり、ガードレールが無かった。危険な橋のため、何台ものカートや馬車などが川に落ちた。 ・これらの船、馬車、貨物、木材、遺体などの残骸が水中で保存され沖積層に埋もれている可能性がある。 ○https://www.midilibre.fr/【ボーケールとタラスコンの間のローヌ川発掘】 ⇒ ・17世紀当時、ローヌ川のこの場所には今のようなコンテ島(中洲)はなかった。 以降の治水・運河作りで今ある中洲は作られた。 ・ジグザグの橋は、深い箇所は舟橋、浅い箇所は木橋、 の組み合わせで作られている。 ・大量の船がボーケール川側に係留されている。 --- ●Le barrage de Vallabreguesヴァラブレーグダムと水深 ・ローヌ川のボーケール〜タラスコンの数km上流、ガルドン川が合流する地点に、ダムを作り発電(1970年完成。13億kWh/年)。 ・運搬の船は、運河形式で水位を克服している。 ・ボーケール/タラスコン間のローヌ川の水深は、max3.5m〜min1.5m ○https://fr.wikipedia.org/【wiki/ヴァラブレーグダム】 ○https://www.objectifgard.com/【le-barrage-de-vallabregues】 ○https://www.vigicrues.gouv.fr/【】 |
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【茶色:ローヌ川渡河・関連のハンニバル軍推定ルート】 |
●EU-Alps 峠の茶屋・掲示板: 質問などありましたら eualps@gmail.comへどうぞ。 |
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