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Trollius shinanensis トロリウス・シナネンシス (キンポウゲ科 キンバイソウ属)
 [和名:シナノキンバイ]・・日本アルプス・高山の花

(j0140) ・・ヨーロッパアルプスの同じ種:-
     ・・ヨーロッパアルプスの同じ属:y0750 j0140

a1@室堂平2450m  a1@室堂平2450m  a2@みくりが池2450m  a2@みくりが池2450m 

    (注:a1@:番号は撮影場所、@はPl@ntNet等で裏付け済:ソースで確率等。映像はクリックで拡大します)

0.同定検討パラメータ
 ・近縁種:キジムシロ 雉莚、雉蓆 Potentilla fragarioides var. major バラ科 キジムシロ属 
 ・大まかな見分け方
  ミヤマキンバイ(バラ科)の花弁は5枚で先端が凹み、小葉は3個で切れ込みが浅い(イチゴと類似)。
  シナノキンバイ(キンポウゲ科)の花弁は5〜7枚、葉は深い切れ込みがある。
  ミヤマダイコンソウ(バラ科)の花弁は5枚で、葉は丸い。
  ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)の花弁は5枚で、直径1cm程度と小さく、茎に付く葉は細長い針状。


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1.学名 (命名者、和名):
Trollius shinanensis Kadota トロリウス・シナネンシス
 命名者:Kadota (2016年)
 [和名:シナノキンバイ]
★シナノキンバイにはこれまでT. japonicus Miq. あるいはT.riederianus Fisch. & C. A. Mey. var. japonicus (Miq.) Ohwi の学名(和名:チシマノキンバイソウ)が当てられてきた。が2016年、別の種として、シナノキンバイは新学名Trollius shinanensis Kadota が提唱された。

2.科、属:
 キンポウゲ科(Ranunculaceae) キンバイソウ属

3.仏名/伊名/独名/英名 (図鑑名と掲載Page):
 仏: :(Fleurs:p )
 伊: :(Fiori:p )
 独: :(Alpenb:p )
 英: :(AlpenF:p )

4.日本の花名/一般的カナ名 (図鑑名と掲載Page):
  [和名:シナノキンバイ(信濃金梅)/シナノキンバイソウ
     (日本の野草:p494) (樹木図鑑:p )

5.花の時期、特性など:
 ・花期:7-8月
 ・高さ:20-70cm
 ・花弁数:5〜7 
 ・花:直径3〜4cmのあざやかな黄色
 ・葉:深い切れ込みがある
 ・多年草
 ・他:「キンバイ金梅」(梅の花に似た黄色い花)とつく植物は、キンポウゲ科(シナノキンバイ)、バラ科(ミヤマキンバイ)、アカバナ科(ミズキンバイ)などにもあり、山ではミヤマキンバイが代表的なもの。
 ・他:shinanensis信濃(長野県)地方で多く観られることから


A.撮影場所(紀行リンク)、日、海抜m【●近隣峠、渓谷DBリンク】:
 a1:室堂平(日本:富山県中新川郡立山町芦峅寺 室堂平)、2023.7.2、海抜:2450m 【●室堂平
 a2:みくりが池(日本:富山県中新川郡立山町芦峅寺 みくりが池)、2023.7.2-3、海抜:2450m 【●みくりが池
 a3:弥陀ヶ原(日本:富山県中新川郡立山町芦峅寺弥陀ヶ原 )、2013.7.3、海抜:1930m 【●弥陀ヶ原



B.この花を掲載している他のサイト:
 ○https://ja.wikipedia.org/wiki/シナノキンバイ
 ○シナノキンバイ
 ○高山植物の神10「シナノキンバイ/ミヤマキンバイ」
 ○よく似た花が多い・・見分け方は花の大きさと葉


C.



●旅行中に撮影した花の写真をもとに、図鑑などから分類・整理しています。
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