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SEAT LEON TDI 105 【d548.jpg:2007年はSEAT LEON TDI 105と一緒に】

レンタカー情報:2007年アルプスの峠旅

ジュネーブ空港ではフランス側がレンタカー代が安い! 同じ空港・会社で違う値段、燃費、高速代・・

海外ドライブ関連】 [北村 峠一].(Kitamura)      


●ジュネーブ空港はフランス側で借りると安かったこと・・


・長期に借りるレンタカーですから、ほとんどの会社を比較しました。でやっぱり去年と同じルート、Last minute hotel reservation!「Rates To Go」経由のEuropcarが安いと確信したのです・・が・・

・ジュネーブ空港にはスイス側とフランス側それぞれにレンタカーの窓口があるのです。 一般的にジュネーブ空港といえばスイス出口(スイスフラン払い)が中心なのですが、ちょっと奥まった先にフランス側の出口(ユーロ払い)があるのです。そしてフランスのレンタカー代は例年安いので・・フランス側(ユーロ)の価格を調べ比較してみたら・・レートの問題もあるのでしょうが・・調べてみるものです! Europcarで比較しフランスで借りると1万以上安かったのです。(他社ではほぼ同じ事例も)

・最終的にはEuropcarへネットで直接申込みし、「29日間、マニュアル、エアコン付き、CDMR(VW-Golf1.5Lレベル)で827eur(約13.6万)、通常の保険込み」に決めました。
(保険等の条件:レンタル料金に含む=平常使用料金WWI、搭乗者損害保険PAI、無制限総キロ数、特別営業所追加料金Id:56、盗難保険THW、自車両保険CDW、道路税/ライセンスチャージ。含まない=搭乗損害保険プラスSPAI、盗難保険SCDW、自車両保険プラスSCDW・・=オプションは申込まず)

・その後、村上先生からルノーのEurodrive情報も入ってきて、資料も取り寄せし比較したのですが、Clio1.4Lで850eur、Clio1.5Lが855eur(ジュネーブのフランス側で借り、27日前申込の条件)とちょっぴり高め。新車という魅力があり、次回以降の検討対象かもしれませんが、フランス以外で借りると+120〜225eur追加なので・・アルプスエリアの他の空港ではかなり高くなってしまいます。なお通常レンタカーの最長期間は1ヶ月なので、これを越えるとEurodriveが有利になりそうです。

ジュネーブは周りをフランスに囲まれている
【Map1:ジュネーブは周りをフランスに囲まれている。アヌシー方面に行くのには苦労する】

ジュネーブ空港にはフランスエリアが引き込まれている
【Map2:ジュネーブ空港にはフランスエリアが引き込まれている】


【Map3:ジュネーブ空港のフランスエリアには、Air-Franceカウンター、レンタカーなどがあり、スイス側から通関経由でつながっている】
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●ジュネーブ空港のスイス側、フランス側とは・・


・この空港にフランス側があることは、1998年の旅(ジュネーブ空港着、車貸出)で知っていたのですが、再度使う(ジュネーブ空港着+発、車貸出+返却)に当たり、けっこう戸惑いましたのでいくつか整理しておきましょう。

・まず広域図(Map1)で見るように、ジュネーブ(スイス)は周囲をフランスに囲まれています。
・あとで説明しますが、ジュネーブからフランス側の町に向かうときの案内は不親切です。どこの国も自国内の標識ばかりを案内するからです。
・地図の下方向アヌシーに南下したのですが、1998年とほぼ同じルートなのに、さらに2002年にはバスで逆ルートをたどったのに・・やはりジュネーブを出るのに苦労しました。行き先表示に「Annecyアヌシー」の記述がほとんど無く、「France」を目指し高速に乗ってしまえばいいのですが・・これが判らなかったからのようです。

・空港付近の拡大図(Map2)で判るように、空港はフランスに接していて、空港内にフランスへの引き込み路・エリアがあります。
・これが判りにくいし、滑走路の下のトンネルが大工事中で狭いので苦労します。
・行きに懲り、車の返却時は北のFerney-Voltaire(フランス領)から戻ってきました。こちらから来ると空港引き込み口にガソリンスタンドがあり、給油も容易だしすぐ先で右折です。

・空港内の拡大図(Map3)で示すように、フランスエリアはメインターミナルの2階で通関を経由しつながっています。フランス側にはエールフランスのカウンタと、レンタカー各社のフランス営業所があります。しかし、車返却後、フライトのチェックインまで時間があったので、スイス側に移動し、土産物屋、レストランなどを利用しました。

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●SEAT LEON TDI 105のこと・・


・今回、2007年の旅にEuropcarが貸し出した車種はSEAT。ポルトガルの旅以降2回目のSEATで、このメーカーSEATの創業は1950年、スペインの自動車メーカーで日本では馴染みの薄いメーカーでした。元々スペインの国営メーカーで、FIATのライセンス生産のあと、1986年にVWグループ入りヨーロッパ全域に販売網を持つ小型ディーゼル車としての人気があるとのこと。

・今回の「SEAT Leon」には、ディーゼルエンジンの2000ccTDI/1900ccTDI車、ガソリンエンジンの2000ccTSI/1800ccTSI/1600cc/1400ccがあって、今回の車は「1.9L TDI 105 hp Diesel」、105hp/77kw/4000rpmの5ドア。初期メーターは4276kmになっていましたから、ほぼ新車に近いでしょう。ディーゼルなので急加速はできませんが粘る車でした。ただしエンジンブレーキの後、エンストすることが何度もあったのは私のディーゼル車未熟からでしょうか。

・車の登録はフランスで、地域「76」はHoute-Normandie地方・Seine-Martitime県=パリの北西。走ったアルプスエリアではほとんど見かけないナンバープレートだったことなどからか、「ボンジュー」とフランス語での挨拶が時々ありました。


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<●ディーゼル料金、燃費、走行距離・・のこと>


・今回給油したデータを表にしてみました。改めて数値を見ると、走行距離3,304km:給油187リットルで、燃費17.62Km/Lは「2006年の燃費14.41Km/L」「2003年の燃費16.4Km/L」のガソリンエンジン車に比しても良く、燃料単価も割安でした。
・ただしユーロ高は比較出来ないほどのボディーブローです。

走行km
(延べ=区間:Km)
給油(L)@/L=総額(Eur)備考
56333.82L(満タン)@1.147=38.79eurFr:Digne付近(6/9)
1156=59317.75L(20eur分)@1.27=20.0eurIt:Saluzzo付近(6/13):自動のため20eur分のみ給油
1374=21832.48L(満タン)@1.17=38eurIt:Sampeyre(6/16)
2092=71836.03L(満タン)@1.745chf/L=62.87Chf
(≒@1.01=37eur)
Ch:Altdorf(6/23)
2743=65137.02L(満タン)@1.72chf/L=63.67Chf
(≒@1.02=37.45eur)
Ch:Schwarzenberg(6/28)
3301=55830.24L(満タン)@1.12=33.87eurFr:Geneve空港(7/4)
計3,301km187.34L平均@1.15eur/L、1.73chf/L
(約187円/L)
計約205eur(約3.49万円)
燃費17.62Km/L
(為替168-170円/eur、103円/Chf)
・燃費はいいが、ガソリン単価高い。
 (2006年データ2003年データも参考に)

ヨーロッパアルプスのハイキング地図
【ヨーロッパ・アルプスのハイキング地図】
  【国別地図】  【日本語ガイド本】
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<●高速代のことなど・・>


・スイスの高速代は、レンタルした車がすでに支払済みのステッカーが貼ってありラッキー。イタリアでの支払額は19eur(≒3200円)、フランスは4eur(≒700円)ほどでした。
・高速代の支払方法は区間ごとに一定額徴収と、入口でカードを受け取り出口で清算する方法。
・各料金所での支払いの手間を考えると、スイス方式が人件費も不要でスムーズですが、未払い車のチェックらしい検問を1回だけ見かけました。40スイスフラン(≒4000円)で1年間有効なのですが、罰金100スイスフランは日本の感覚からいえば安いですね。

サン・ゴッタードのトンネル前は大渋滞でした。天候は悪かったのですが、私の場合当然峠を選びますから、あの渋滞では、峠のほうが早かったかもしれません。


<続いて、今年使った宿情報一覧を・・ >

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