【050.jpg:素晴らしい展望の峠:正面の頂はLa-Gusella(2595m)】
Passo Giau ジァウ峠(2236m)
思ってもいなかった、素晴らしい眺望です。【
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】
もしかするとヨーロッパアルプスの中で一番の峠?かも。
【
ドロミテ:Ampezzoアンペッツォ・エリア
】
[北村 峠一].(Kitamura)
コッレ・サンタ・ルチアからも整備された快適な道です。いく度もカーブで登っていく道の途中、正面に特徴ある形の岩山が現われ、右手には山小屋やリフトのようなものも見えてきます。(はじめLa-Gusellaラ・グッセッラ山(2595m)と勘違いしていましたが、
Averauアヴェラウ山(2648m)
ですね。)
そして峠に到着【
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】、この頂上で一番目立つ山はLa-Gusellaラ・グッセッラ山(2595m)です。まだかなり雪が残るこの峠には、車と同時にたくさんのバイクがやってきます。運転するライダーは寒いのですが、サイドカーのフルカバーの助手席は寒さ対策万全で快適でしょう。
【d38.jpg:コッレ・サンタ・ルチアから登って行くと、正面に特徴ある形の岩山:Averauアヴェラウ山(2648m) 】
【d54.jpg:2236m、地図では2233mの峠到着。峠の礼拝堂はモダンな形】
【003.jpg:たくさんのバイクが峠にやってくる。サイドカーも寒さ対策でフルカバーの屋根をつけている。】
この峠は西側と同時に、東側も展望できる見事な場所にあります。このようにすべてが見晴らせ、特徴のある山がいくつも一望できる峠はそれほどありません。
この目立つ岩山La-Gusellaラ・グッセッラ山(2595m)から、反時計まわりに峠の360度の眺望を見てください。
Averauアヴェラウ山(2648m)
は、上りながら見えた山、ファルツァレーゴ峠
からも見えた山。ずいぶん形が変わりますね。
【d42.jpg:左から:M.Pore(2406m)、Pass-Pordoi(2248m)、Gruppo-Sellaセッラ山群、その下Col-di-Lanaコル・ディ・ラーナ、、Le-Odle、Settsass(2561m)、Averau(2648m)、Nuvolau(2575m)、La-Gusella(2595m)】
一部を拡大してみます。Settsass(2561m)の左右遠方にいくつかの山が見えますが、Le-Odle(3025m)などでしょう。 Gruppo-Sellaセッラ山群は雪と雲の境目がはっきりしませんが、Piz-Boe(3151m)ははっきり見えます。その下にあるのが
Col-di-Lanaコル・ディ・ラーナ、第一次大戦の激戦・大破壊で頂上が吹き飛ばされた
という山。
【d432.jpg:d42.jpgの一部を拡大】
続いて西方面、M.Pore(2406m)はこの峠からも行けるハイキングコースがあります。その左に万年の雪をかぶった
Marmoladaマルモラーダ(3342m)
が大きく見えます。P.ta Giate(2185m)はこの峠のすぐ南にある山ですが、チベッタ山やコッレ・サンタ・ルチアなどはこの山の向うですね。
【d43.jpg:左から:P.ta Giate(2185m)、Marmolada(3342m)、下M.Pore(2406m)、Pass-Pordoi(2248m)、Gruppo-Sella】
【d36.jpg:Marmoladaマルモラーダ(3342m)の拡大】
南から東の眺めです。三角屋根の教会の上にM.Cernera(2664m)などの山で隠れていますが、この方向にペルモ山があります。その左Forc.Giau(2360m)は登山の峠でペルモ方向にもハイキングコースがあります。峠の上にそびえるのがM.Formin(2657m)、さらに北に岩山の台地が続きます。
【d49.jpg:左からFormin di Mezzo(2414m)、M.Formin(2657m)、Forc.Giau(2360m)、M.Cernera(2664m)】
最後に東から北は、コルチナ・ダンペッツオ方面。
Tre-Cime-de-Lavaredoトレ・チメ・ディ・ラヴァレード(2999m)の三角の尖り
が見えています。その左がM.Cristalloモンテ・クリスタッロ(3216m)の左下がりの縞模様の山。ほぼ真北にTofaneトファーネ(3238m)、La-Gusella(2595m)。
【d50.jpg:左からAverau(2648m)、Nuvolau(2575m)、La-Gusella(2595m)、Tofane(3238m)、M.Cristallo(3216m)、Tre-Cime(2999m)】
【d34.jpg:部分拡大:M.Cristallo(3216m)と、コルチナの街。右端にトレ・チメ・ディ・ラヴァレード(2999m)の三角の尖り】
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この峠の眺めは、今まで走ったことがあるアルプスの峠の中で最高なのではないかと思ったのです。なぜなのかは、自分でも十分には説明できないのですが、いくつかのポイントを考えてみます。そしてこれだけの峠は珍しいと思います。これで雲がなかったら、朝一番に来たら、もっとすごい景色だろうなー と。
今まで通過した峠での評価点も含め一覧にしてみました。
評価のポイントの一つ目は峠からの景色。周囲にポイント(美しい・険しいなど)になる山・風景を持っていること。広い範囲の展望、下界が見下ろしできるなども、大きな評価点です。
二つ目のポイントは、峠までの道のり。ドライブしながらの周囲の景色や、道の変化・難易度、感覚的なものですが、満足感や充実感も加点しています。
三つめのポイントには、大分水嶺(4大河川の源流)か否か、主要道路か、などと同時に歴史。しかし、この歴史や峠の生い立ちなどについては、まだあまり把握出来ていないので、かなり差が出てきます。
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ヨーロッパ アルプスの峠:kitamura勝手なランキング(2004)
2001年5月、約半分の峠を通過した時点で、同じようなランキングと、皆さんからの投票のソフトを作りましたが、これらについても再開します。それぞれ、何票でも投票でき、好きな峠の追加もできます。
●
「ヨーロッパアルプス峠ランキング投票 」
●
「世界の峠ランキング投票」
【M.Pelmoペルモ周回の道】
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峠の山小屋で昼食にします。日がかげり、風も冷たい峠では、暖かい野菜スープ(Zuppa Verdura@5.8eur)などを求めるドライバーや、ハイカーで一杯です。熱気のレストランの周りを少し散策してみます。
ハイキングの途中でしょうか、小さな女の子がこの寒さの中アイスキャンディです。かわいらしいので、思わず撮影。お母さんも美人でしたね。 峠の小高い場所にある小さな石碑に、「AV 1787 B 1905」の文字が刻まれています。年号とすると時代はハプスブルク?、上に+のマークが刻まれているので、今ある三角屋根の礼拝堂が、以前はここにあったのかもしれません。あるいはホスピス(救護小屋)があったのかもしれませんね。
【d44.jpg:この娘たちの靴には泥が。ハイキングした後のアイスはおいしそう】
【019.jpg:1787-1905の石碑は何だろう? 上に+マークがあるので、移動前の礼拝堂の場所かも】
Comune-Colle-Santa-Lucia、San-Vito-di-Cadoreのふたつのカンバンは、この峠が行政区域の境なのでしょう。 馬が彫刻されているジァウ峠の門、この峠はコルチナからも近く、軍事目的などで大規模な馬の放牧が行われていたのでしょうか。
【017.jpg:この峠はColle-Santa-Lucia村とSan-Vito-di-Cadore村の境】
【039.jpg:馬が彫刻されている峠の門】
【d60.jpg:La-Gusella(2595m)、Tofana(3238m)、M.Cristallo(3216m)、Tre-Cime(2999m)を見ながら、コルチナの街にむかって下りていく】
<コルチナ・ダンペッツォへの下りは、左右正面に名高い岩山が並び、「最高展望峠」の名に恥じない道路です。途中、ポッコルでさらに展望を楽しみ、町に降ります。・・・>
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