Schönfeld/Schoenfeld Sattelシェーンフェルト峠(1740m)
峠から見下ろすこの牧場、何十色もの緑一杯のこの美しさは今も昔も「美ヶ原」。【●峠のDBへ】
エーデルワイスの彫刻も、SchönKindかわいい子も・・・。15世紀に鉱山で栄えたこの地は今、自然一杯の 静かな 隠れた リゾート地です。
[北村 峠一].(eu-alps)
<2003.6.9(月)>
インナークレムスの黄金に光る村から5km東の、Schönfeld sattelシェーンフェルト峠(1740m)まで往復します。この峠、道路地図には表示が無く、バイク愛好家のサイト情報で見つけた峠です。シェーン・フェルトは「美ヶ原」の意味、どんな峠なのか楽しみです。
【176.jpg:インナークレムス村の東には、ロッジ、別荘などが点在し、たくさんの駐車エリアもあります。山をハイキングする人のためのパーキングでしょう】 【194.jpg:前方、そろそろ峠、正面の山の斜面にもロッジが点在します】
【map:katschberg-nockgebiet-pas】
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ここがSchönfeld sattelシェーンフェルト峠(1740m)のはずです。ケルンテン州から、またもザルツブルク州・ルンガウに入ってきたのです。【●峠のDBへ】
ところで、ドイツ語のUmlautウムラウト、エスツェット( Ä ä Ö ö Ü ü ß )、英語圏の人たちがインターネットで検索するとき、なかなかヒットしないで苦労しているでしょうね。
「 Ä、Ö、Ü」の場合は「ae、oe、ue」 、「ß」の場合は「ss」でかなり見つかるのですが(そう登録してくれているから?)、やはり限界があります。何かいい方法はあるのでしょうか?
【1a1.jpg:ここが峠のようです】
盆地まで降り、もしかすると峠はもう少し北のほうにあるかもしれないと、しばらく走ってみますが、やはり分水嶺は先ほどのところです。Gurktaler-Alpenグルクタール・アルプス/Nockbergeノック山脈/Nockgebietノック地域の北、ムーア川の源流域の自然の美しさです。
立派なヒュッテ、レストランをやっているようですが、なにかおみやげでも置いてあるかと、中に入ってみます。
【217.jpg:Dr.Josef-Mehrl-Hutte】
【241.jpg:Hutteから南を見る。正面の低い方面に鉱山がある。峠・インナークレムスは右の方向】
【431/230.jpg:Dr.Josef-Mehrl-Hutteヨーゼフ・メーアル博士のヒュッテ。】
エーデルワイスの大きなカンバンのある、Dr.Josef-Mehrl-Hutteヨーゼフ・メーアル博士ヒュッテは、宿とレストランだけで、みやげ物類は置いてありません。 が、そこに出てきてくれたのはSchönKind 実にかわいい子。まだ1−2歳でしょうか、このくらいの男の子って本当にいつまで見ていてもあきませんね。そして坊やのほうからも、見慣れない東洋人を、そしてビデオカメラを興味ぶかげに見つめ、坊やの方に向けたビデオのモニターに驚き、笑顔。しばらくしてママのところに戻っていくしぐさも、実に愛くるしいものでした。
奥のほうで、その坊やのしぐさに一緒に笑っていたのは「おばあちゃん」。孫のかわいさに、この連休の好天、娘家族と一緒に、この野山にドライブにきたのでしょう。
・・・「かわいいおみやげを、ありがとう」
【250/264.jpg:かわいい坊やだね。ビデオカメラに照れてお母さんの所へ】
周囲に立てられて地図と写真によると、この南にかつての鉱山があり、北10kmに溶鉱炉の博物館があるとのことです。16世紀ごろからこの地で鉄鉱石が採掘され、溶鉱炉に運ばれたのです。しかし1880年代になると鉱山も閉鎖され今はその鉱山、溶鉱炉、炭鉱夫の家などが記念に残っているとのことです。
【1a6.jpg:赤は鉱山への道と、周辺の地図】 【201.jpg:溶鉱炉博物館の】
10:30この「美ヶ原」を出発。峠と、金色に輝いていた村インナークレムスまで戻り、村の教会前で南に折れ、Nockalmノックアルム国立公園に・・・
【81.jpg:Innerkremに戻って、国立公園に入って南下、峠を目指す】
<ノックベルク国定公園の展望道路を走ります。2000mを越える峠が続くはずです・・・>
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