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Helleborus nigerヘレボルス・ニゲル (キンポウゲ科 クリスマスローズ属)

(g0210)
a1@Gosausee  a1@Gosausee  a2@ホッホ・オビア山  a2@ホッホ・オビア山  a2@ホッホ・オビア山 

    (注:a1@:番号は撮影場所、@はPl@ntNet等で裏付け済:ソースで確率等。映像はクリックで拡大します)

0.同定検討パラメータ:



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1.学名 (図鑑名と掲載Page):
 Helleborus nigerヘレボルス・ニゲル (スイスPG:)(花訪:p )
 (Helleborus viridis:緑色)

2.科、属:
 キンポウゲ科(Ranunculaceae) クリスマスローズ属()

3.仏名/伊名/独名/英名 (図鑑名と掲載Page):
 仏:Hellebore noire/Ellebore noir (Fleurs:p192)
 伊:Elleboro nero/Rosa di natale (Fiori :p33)
 独:Christrose/Schneerose,Schwarze Nieswurz (Alpenblumen:p18) 
 英:Christmas Rose/hellebore

4.類似の日本の花名/一般的カナ名 (図鑑名と掲載Page):
  クリスマスローズ (日本の野草:p )

5.花の時期、特性など:
 ・花期:3-4月
 ・高さ:20-40cm
 ・花弁数:萼片5
 ・花に見える部分は、植物学上では「花」ではなく「萼片」という部分である。そのため、鑑賞期間が比較的長い。
 ・多年草
 ・葉:Helleborus nigerの葉=へら形


A.撮影場所(紀行リンク)、日、海抜m【●近隣峠、渓谷DBリンク】:
 a1:Vorderer-Gosausee表ゴーサウ湖〜Hinterer-Gosausee奥ゴーサウ湖(オーストリア:オーバーエスタライヒ州)、2006.7.2、海抜:1190-930m 【●峠DB
 a2:Hochobirホッホ・オビア山(オーストリア:ケルンテン州)、2013.6.16、海抜:2142m 【●近隣峠・谷DB


B.この花を掲載している他のサイト:
http://luirig.altervista.org/:Helleborus niger
 or Helleborus viridis
https://en.wikipedia.org/wiki/Hellebore
https://ja.wikipedia.org/wiki/


C.
●学名「Helleborus 」は、ギリシャ語のHelenin(殺す)とbora(食べ物)の二つの合成語・・「食べると死ぬ」という意味
●第一次神聖戦争キラ包囲戦(B.C.550)において、デルポイと隣国同盟はキラの水源にヘレボルスを投入し、キラ住民の殆どが重度の下痢を発症。隣国同盟はキラを無抵抗のうえ占拠した。
●純白の花のニゲルの伝承:イエス・キリストが誕生したとき、貧しい一人の少女がお祝いに駆けつけたが、贈り物がなく嘆いていたところ、地面に零れ落ちた涙からニゲルの花が咲き、それを摘んで贈り物にした
●クリスマスローズに含まれる毒性=強心配糖体のサポニン、ヘレブリンなど=心臓の収縮に働きかける。樹液には空気に触れてプロトアネモニンに変化する成分が含まれ、皮膚につくと炎症やただれを引き起こす。毒性はさほど強いものではない口にすると口内の炎症、めまい、吐き気、腹痛、下痢などの中毒症状・・致死量摂取で死に至る。草つゆが皮膚に付くと炎症などを引き起こすため、庭仕事で触る時はグローブなどをはめるとよい。

●<ヨーロッパ内の分布:by.wikipedia


●旅行中に撮影した花の写真をもとに、図鑑などから分類・整理しています。
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