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Lago di Ledroレドロ湖
【h745:Lago di Ledroレドロ湖の水の色は見事な緑】

Ledroレドロ湖、Pieve di Ledroピエーヴェ・デ・レドロ(2)

緑はきれいだが、天気はおいしくない・・

イタリア:トレンティーノ・アルトアディジェ州トレント県:ドロミテ南部】[北村 峠一].(Kitamura)      

●日本沈没?・・


 部屋の小さなテレビに「日本で大地震」のような映像が流れました。高い渓谷を渡っているコンクリート製の橋が片方落ちている画像が出て、その直後に相模湾や東京の映像と、イタリア人が何か解説しながら話しています。意味が不明なのですが、死者もかなり出た大きい地震。

 東京周辺ならもっと都内の映像を出すはずだが・・とは思いましたが、一応メールで何かあったのかを日本にメール問合せします。しばらくして返ってきた返事では東北で大地震があったとのことでした。 <日本時間2008.6.14(土)am8:43起きた「岩手・宮城内陸地震」

 旅を始めてすぐの6/8にも、秋葉原でなにか事件があり担架で運ばれる映像が数回流れました。<「秋葉原通り魔事件」
 日本の事件はこちらでもすばやく報道されるのですが、いかんせん意味がよく判らないので気がかり。でも3年ほど前から海外携帯でメールが出来るので、気兼ねなく問い合わせできますね。

 以前は日本の時間を気にしながら、公衆電話を見つけて・・それもコイン式のボックスはよく壊されていて、カードのみしか使えないところが多いなど。さらにそのICカードも有効期限が1-2年で切れ、前回の旅の分が使えないなど色々大変だったことを考えると便利になったものです。

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●やはり1☆ホテルは・・


 深夜、と言ってもまだ11時すぎ?、寒さで目が覚めます。かなりの寒さで、掛けている布団(毛布とベットカバー)をスースーと通過して冷気が身体を襲ってくるような感じです。今日の昼間、あのガルダ湖で急激な突風と小雨が襲ってきて、くしゃみが止まらなくように、急激な寒波がこのあたりを覆ってきたのでしょうか。

 大体の宿では毛布の予備が収納棚に入っているのですが、見当たりません。ちょっと廊下や外を見ますが真っ暗、宿の人はもう寝ているようです。さてどうする? ベットカバーを二つ折り(2重)にし、持参のレインコートを上に2人分掛け、窓の雨戸(ブラインド)を下ろして、外の冷気を遮断。こんなことをしてやっと寝付くことが出来たのです。

 翌朝はブラインドを下ろしたため、いつまでも真っ暗。気がついたら朝食時間の7時半まであと数分と熟睡したのです。外は薄日が差していますがやはり小雨も降りそうな空です。

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●Lago di Ledroレドロ湖一周・・


 朝食のあと若女将に、ベットの毛布追加を頼み、湖一周を歩きたいと聞くと、一周11km。英語はほとんど通じないので筆談と、若女将が声をかけた泊り客らしいおじさんの英語で、湖上住宅やミュージアムが反対側のMolina di Ledroにあるとのことです。
「Grazie!グラーツェ:ありがとう」唯一のイタリア語です・・「Prego Pregoプレーゴ、プレーゴどういたしまして」

 9:40に湖の南ルートを歩き始めます。緑色の湖水は、曇り空でもエメラルド・グリーンというのでしょうかこの光る色を・・素晴らしい色です。昼食など歩いていないときには、雨具着てちょうど良いくらいの寒さですが、半ズボンで釣りをする家族もいました。

Pso.Tremalzo峠
【v997.jpg:西のピエーヴェ側の湖付近の360度:公園になっている】

レドロ湖
【v005.jpg:湖付近の360度:対岸に反時計回りに一周する】

レドロ湖
【v013.jpg:途中であった魚獲りの父子】

レドロ湖 レドロ湖
【g812.jpg:湖南からの眺め】 【h744.jpg:南東:濃い緑の湖】

レドロ湖
【v059.jpg:Motina di Ledroの湖上住宅の内部展示】
レドロ湖
【v077.jpg:湖上住宅博物館】

レドロ湖
【v048.jpg:安全対策などから湖上なのか】

●Lago di Ledro/Museo delle palafitte レドロ湖と湖上生活博物館

・レドロ湖は長さ2.8km、巾770m・・ほぼ一周に歩道が付いている。
・湖東のMolina di Ledroモリーナ・ディ・レドロには、青銅器時代(BC1800-BC800年頃)に湖上生活していた小屋の復元模型と、Museo Tridentino delle Palafitte水上住宅博物館(見学5eur)がある。

http://www.palafitteledro.it/【Museo delle palafitte del lago di Ledro】
http://it.wikipedia.org/【wiki/Museo_delle_palafitte】

 ⇒★ヨーロッパ アルプスと歴史
レドロ湖
【g828.jpg:湖畔北側には城のような邸宅もある】

レドロ湖
【g808.jpg:散策中に見かけた花たち】【●峠の花たち

 湖畔に咲く花たちは、なかなかきれいです。のんびりと写真撮りながら、湖畔の北側の道を戻り、2時頃宿に戻ります。

ピエーヴェ・デ・レドロ
【g852.jpg:40歳代のマダム】
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●「テンポ、ノー、ボーノ」天気は美味しくない・・


 このあとまだ時間も早いので「Trennazoトレナッツォ峠(1665m)」まで雨の中走ってきたのですが、4時には宿に戻ります。部屋には頼んだ毛布が1枚追加されていて、夕食までベットでPCでメモ入力したのですが、やはり暖かいですね。

 暖炉のゆれる炎を見ながら、ゆっくり夕食をし、マダムに「ボーノ(美味しい)」と言ったらマダムは、
「グラーチェ」・・「テンポ、ノー、ボーノ」(天気は美味しくない)と、連日雨ばかりの天候を嘆いていました。

 TVニュースでも異常気象を伝えています。ベニスや海岸など観光地では、客足や収入などが-40%とか、-80%とかの数字も出てきますし、いつもならビキニ姿のある地中海の海岸線には、ウインドヤッケを着た観光客が寒そうにしています。

 出発の朝も雨でした。宿清算の後、赤ん坊の泣き声がして「赤ちゃんは何ヶ月?」と聞くと、部屋の中に案内してくれました。奥の家事室には、おばあさんらしい人がアイロンがけをしていて、「グランマ」と自己紹介してくれたが、多分60歳ほどの人。40歳代、20歳代、そして可愛い1ヵ月の赤ちゃんの4代で宿経営をしているのです。

<関連するサイト>

http://www.palafitteledro.it/【Museo delle palafitte del lago di Ledro】
http://it.wikipedia.org/【wiki/Museo_delle_palafitte_del_lago_di_Ledro】

<関連書籍・地図>

ヨーロッパアルプスのハイキング地図、ガイド洋書  山渓など:日本語編

<関連HOTELなど>

【Hotel-Club:イタリアのホテル】  hotel 海外ホテル予約

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●イタリア ワイン検索

<Pso.Tremalzoトレマルツォ峠とPso.Ampolaアンポーラ峠へ・・>
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