【d49.jpg:ジョゴ・ディッラ・バラ峠の道は、花が一面咲き乱れる】 |
【pso-maniva-croce-map:未舗装区間は図の区間 クリックで拡大】 |
ふと2週間ほど前に走った、ドロミテの峠の風景を思い出します。ドロミテのほうが緯度的には50kmほど北にあるのですが、道路周辺にこんなにも雪は残っていませんでした。改めて今回通過した2000mクラスの峠の写真を見直してみましたが、山に残る雪の量は似たようなものです。 東京の都心と郊外の八王子の最低温度の差は5〜6℃もあるといいます(距離30〜40km)。これは、工場・車・人が発するホコリ、大気汚染、煙、炭酸ガスなどが原因だそうです。 いまさら気が付くのは遅いのですが、たくさんのスキーなどの観光客、その人たちを運ぶ自動車の排気・ホコリなどが、道路周辺の雪を溶かしているのでしょう。 冬の間も通過できるように除雪しているので、路面が太陽熱を吸収できることも影響しているのでしょう。こんなアルプスの山の中にも、都市温暖化の現象が現れるんですね。 考えてみれば、私の峠巡りも温暖化に影響を与えていますね。さて、どうすればいいのでしょう? さらにその先2-3kmはかなり悪路。道に落ちている岩や、雪・雨で削られたわだちを避けながらのろのろ運転が続きます。下方に小さな池が見えますが、この付近はまだ冬の風景です。 |
【この付近(左下のピンクエリア)とドロミテ(右上の緑)の位置関係】 |
【d29.jpg:まだ大量に残る雪解けの斜面だが】 【d20.jpg:いろいろな花が咲き乱れている】 |
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