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Col de la Colombiereコロンビエ峠(1618m)
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丸い大岩を投げて、引き裂いて・・・そんな岩肌のコロンビエ峠に・・・大きな角の山羊(アイベックス)が観光客を監視していました。日帰り圏内なのか、適当な宿がなかなか現れません・・・
Route-des-Grandes-Alpes大アルプス縦断ルートを南下。Clusesクリューズの街の中で、シャモニーに向かって走った高速道路を横切って次の峠にむかう・・・はずを、いつもの勘違いで早めに曲がってしまい、さあここはどこ?
旅も長くなっているというのに、こんなふうに道を間違えるのはしょっちゅうです。もし読者の方で私の車に乗ったとすると、きっといたたまれなくなるはずです? 地図を開き、まわりの風景を見て・・・「うん、そのあたりを山のほうに走っていけば、道あるんじゃないの」・・・「あ、やっぱり反対方向だったのか」・・・というペースですから。
遠回りして・・・なんとか・・・Le Reposoirの村を通過して
【26.jpg:Le-Reposoirの村への道を登っていく。左の山はPted'almet(2231m)】
【35.jpg:村の大きな建物・・役場?学校?窓と壁の構図と色使いが素晴しい】
【46.jpg:斜面の牧草地、緑のジュータン】
【54.jpg:峠への道はOUVERT開通している。ゴツゴツした岩山が峠道の左右に続く】
なんとも言えない岩の形です。パン粉を何度もこねて、丸くする途中で板にたたきつけた?ような曲線。引っ張って切れた?ような断面。ドロミテや、チェルビニアの岩のような豪快な形とは違いますが、どこの山を見ても、自然の力って不思議ですね。・・・そんな道を登って・・・ Colombiereコロンビエ峠に到着です。「Colombiere」は「鳩小屋」の意味。この山の斜面なら地鳩の巣穴もありそうですね。 この付近、アヌシーやシャモニーにも近いし、ジュネーブから高速道路使えば・・・と手軽に行けるハイキングコースがたくさんあって、何台もの乗用車から、軽装の山歩きの姿をした人たちが出てきます。
「あのすぐ見上げた岩のところに、
大きな角の山羊(アイベックス/シャモア?)
がいるよ」
と声をかけられましたが、見上げたときはすでに見えず。僕たち観光客を監視していたのでしょう。
【a1.jpg:1618mの峠に到着。東から南の展望。あの岩肌の山脈・・Chaine-Du-Bargy・・の斜面に沿って登ってきた】
【73.jpg:西から北の展望。北の山はPnte-Blanche(2437m)など。岩の上から大きな角のヤギが見下ろしていたのです。】
大きな褶曲した岩の層にそって、峠を下ります。
【b0.jpg:南西方面に下る。】
【b9.jpg:岩山のしゅう曲のカーブが見事】
<参考URL:>
・http://www.geol-alpes.com/
【Le Reposoir, Romme付近の地形】
【Col de la Colombiere, Le Chinaillon付近の地形】
【手軽に行ける行楽地の峠】
走りながら、これから残り2日ほどのスケジュールが頭をよぎります。今回の3週間あまりの旅も、明日Annecyアヌシーに宿をみつけ、あさって11時頃にはジュネーブ空港です。
毎回旅ごとに感じることは、最後の2日ほどの時間の使い方が、なぜかいつも下手かな?と。
旅の間は大忙し?で旅・移動しているのに、どうしても最後の目的地に早めに到着してしまうこと。 その現地で時間を持て余し、だったらもっと少し前から「引き算」で移動すればいいんじゃないの?と思うのです。 ・・・が一方、万一飛行機に遅れてはいけないし、何かあったらレンタカーの返却も間に合わなくなるし・・・
今も、すでに午後4時過ぎ、さっきからそろそろ宿を見つけようとしていたのですが、峠の登り側にあまりピント来た村と宿が無くて。峠を下りるにしたがい、徐々に都会(アヌシー湖)に近づき、日帰り圏内のためか、宿を見つけながら走っているのですが・・・なかなかありません。ロッジ・ド・フランスの宿リストも開いて・・・どの村に行けば?・・・
あまり先に行くと、明日のアヌシーまでの距離が短くて・・・都会での宿の確保、散策を考えると、早めに車を返却することに?・・・いつもと同じパターンでの最終日を迎えることになりそうです。
<なかなか適当な宿が見つかりません・・・もう、アヌシーまで30kmあまりです・・・・・>
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