2017年の旅:海外データ通信SIM、Googleナビゲーション情報
追記:+2018年の旅 ・・
【スマホのG-Mapsの走行記録(タイムライン機能)】
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●Google-Maps(グーグルマップ)を、海外格安SIM利用でものすごく有効だったこと・・
今回の海外の旅で「スマホと海外格安SIM」を利用することで、Google-Mapsのナビ(Automotive navigation)を使い、ものすごく有効だったのでその利用方法などを紹介します。
なお私は普段から、ガラケー(通話)と スマホ(格安SIM)の2枚持ちです。料金と確実性・安全上からです。そのため、海外での音声通話(国際電話)も普段通り(国際ローミング)。スマホ、タブレット(インターネット通信)をいかに便利に安価に使うかが課題でした。
●今まで・・
・以前から自宅のパソコンで、G-Mapsを旅行前の行先調査、ルート計画、旅の結果・記録などに使っい、早くから「モバイルパソコン」を持参し、宿の無料のLANやWiFiでメール・インターネット・Google地図。オフラインで旅の記録メモなどに使っていました。
・携帯会社の海外パケット通信を使えば便利なのはわかっていたのですが、その料金は3-4週間の旅ではものすごく高くつくので、早くから止めていました。しかし、モバイルパソコンと言えど重いしかさ張る。さらに短日数(1-4泊)ごとに環境が変わり、インターネットが使えないところもしばしば。
・2011年からは国内で「スマホ」+「格安SIM」を使いはじめ、国内の旅ではG-Mapsを使っています。そして海外の旅でもモバイルパソコンの代わりに、スマホで同様(オフライン+宿の無料のWiFi利用)のことをしていました。
しかし宿のWiFi環境はそれほど改善してきませんでしたし、当日の行き先Mapをあらかじめダウンロードするなどの面倒さから、相変わらず「道路地図+妻のナビ」でした。
・さらに、オフラインのナビソフト「MAPS.ME」も少し使ったことはありましたが、事前処理(目的エリアの地図ダウンロードなど)を忘れたり、到着予測時間が大幅に違っていたり などで、現地での使用はほとんどありませんでした。
・スマホをSIMロック解除(シムフリー)し、海外で現地のSIMを購入したこともありましたが、残念ながらそのスマホと現地のSIMが整合せず、お金と時間が無駄になったこともありました。
●格安・複数国・データ通信SIM・ルータを入手・・
・昨年、複数の国(日本も含む)で格安に使える「SIM+ルータ」を入手・・
それはエールフランス、KLMの マイレージ交換 でも入手できることで知った物でした。
日本で買い、国内で実際に動作確認してから旅に出たので・・安心して旅に持っていったのです。
<購入したルータ・SIM(格安国際WiFi)>
Bitebird
○https://www.bitebird.com/how/
・2018.8現在、129国で利用可能(日本国内も可能)
・入金から1年間有効なプリペイド。(追加入金でさらに1年延長。日本国内で利用し消費もできる)
・ローミング料金に比べて最大90%節約可能。
ex:フランス(Orange)0.03eur/MB、日本(KDDI)0.03eur(3〜4円)/MB、米国(AT&T)0.25eur/MB
○https://www.bitebird.com/rates-coverage/
・最大10台のデバイスを接続
・価格:パッケージ(ルータ+プリペイド50eur分付)約1.6万円(5.6万マイルで購入) 世界配送無料
・追加購入は、クレジットカード、Peypalで、25/40/100eur単位
・寸法:96.8mm×58.0mm×13.5mm 、重量:約82g(電池含む)
・最大作業時間:6時間、最大待機時間:300時間
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●Google-Maps(グーグルマップ)・・日本で普段から使い、特性などを知っているG-Mapsナビを海外でも利用・・
@車線変更が判らず、幹線道路に沿って曲がってしまった。
Aう回路を指示してくれる。一方通行の道を曲がって。
B目的地に無事到着。
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<利点など>
・移動した結果を残してくれる(タイムライン機能)ので、後で確認できる。
・日本での利用と何ら変わらず、日本語でナビしてくれる。
・最新の道路、混雑具合、目的地到達予想時間など かなり正しい。
・道を間違えても、ちゃんと修正路を示してくれる。特に都会の一方通行など難解な道で。
カーナビなら当然の話でしょうが、今までの「道路地図+妻のナビ」だったら・・悩んで、数十分も・・かかっていたはず。
今までよくカーナビなしでドライブできたものだと感心するくらい。
ハイキング中、迷った。現在地がわかり、目的地までの所要時間を示してくれた。
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・ハイキングにも使える。ナビ機能は、山歩きでの現在地や予定到着時間など有効だった。
スネガの下りで思わぬ道に入って、さてここはどこ、どうしたらと思った時、G-Mapを思い出して開いてみた。現在地と ここまでのルート、この先の時間を表示されたときは感動だった。
★ただし、Google-Mapsは常に最短ルートを選ぶので、狭い道に連れていかれる事が多い。
日本では、普段知らない道路を案内してくれるので、思わぬ発見が楽しい場合が多い。
多分車専用のカーナビは、幅の広い道を優先的に選択するのでは?
★街の中での移動は、スマホを使わず、地図を片手のぶらぶら歩きです。風景も見え、村の人と会話もできるし、動物的感での迷い歩きは、新たな発見が多いので楽しいのです。歩きスマホになるので必要時のみG-Map利用でした。
【WiFiルータ+モバイルバッテリー、スマホ+車載ホルダー】
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<その他:関連持ち物>
・モバイルバッテリーとルーターを接続して、バッグに入れておく。
・スマホを、車載ホルダーで充電しながらナビとして利用。
●旅中のデータ通信費は・・
・宿では、持参したタブレットも含めインターネットを使っていました。
・利用内容としては、ナビ以外には、メールの送受、ニュース、天気予報、旅先の情報検索など。
・最初数日は宿のWiFiに切り替えて通信料を節約しようとしましたが、ルータとの切替を忘れると、タイムラインなどの記録が残りにくかったことから、その後はずっとルータのみにしていました。
・2017年:結果としてかかった情報料は、「22日間で46.69eur利用≒5836円(当時のレート@125\/eur)」
Swisscom:0.036eur/1MB(\4.5/1MB)エリアだったので、1,297MB利用したことになります。
22日間なので1日あたり平均59MB利用。
1日当たり、2.1eur/日≒265円/日 とかなり安くあがりました。
・追記:2018年:使った情報料は、「24日間で59.38eur利用≒7784円(当時のレート@131.1円/eur)」
Austria(A1 Telekom)、Italy(Wind)=0.03eur/1MB(3.933円/1MB)エリアだったので、1,979MB利用したことになります。
24日間なので1日あたり平均82MB利用。
1日当たり、2.47eur/日≒324円/日 ・・かなり安かった。
●参考情報:複数の国で使えるグローバルタイプSIMとの比較
以下の解説記事の通信費・有効期間などの情報と比較しても、今回利用したルータ・SIMの有利さはありそうです。
○海外でのスマホ利用ポイント【地球の歩き方】
・携帯電話会社の「海外パケット定額」 ・・3000円近い/日
・海外用モバイルWi-Fiルーターのレンタル ・・1000円程度〜/日
○海外旅行でお供にしたい海外用プリペイドSIMカード8枚【XERAの解説】
ヨーロッパで使用時の、1MB当たりの概略料金(例:2018/06時点):
・楽天モバイル 海外SIM ・・ヨーロッパ:22円/1MB (期間〜30日)など
・IIJmio 海外トラベルSIM ・・ヨーロッパ: 8円/1MB (期間14日)など
・アイツー トラベルSIM ・・ヨーロッパ:約28円/1MB (期間1年)など
・TAKT ・・ヨーロッパ:13円/1MB (期間1年)など
・Gigsky ・・ヨーロッパ:18円/1MB (?期間30日)など
・Mighty SIM ・・ヨーロッパ:4.4円/1MB (期間〜30日)など
・モベル ワールドSIM ・・ヨーロッパ:約8円/1MB (?期間30日)など
<Cf. : Bitebird ・・2018.8=世界129国:約4円/1MB (期間1年) >
○価格.com:モバイルデータ通信:ヨーロッパ周遊のWi-Fiレンタル比較【170〜1680円/日】
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