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【Pre-Saint-Didierプレ・サン・ディディエ:Champexシャンペクス集落:St.Roch聖ロック/ロッチ礼拝堂】

Pre-Saint-Didierプレ・サン・ディディエ:Champexシャンペクス/Palleusieuxパッレウジエウクス集落・・

St.Roch Chapelle聖ロッチ礼拝堂に12年ぶりの再訪・・

イタリア:アオスタ州】[北村 峠一].(Kitamura)      


●Pre-Saint-Didierプレ・サン・ディディエ:Champexシャンペクス集落・・


1998年のRoch礼拝堂  1998年の旅の途中立ち寄り、絵を描いた「サンクトロッチの教会」に、ぜひもう一度行って見たいと思っていました。


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 あの旅以降にも各地にSt.Roch/聖ロック/聖ロッシュ/聖ロッチを祭る教会・礼拝堂が多数ありました。

 そして、14世紀ごろを中心にヨーロッパの全人口の3割(4000万人以上)が命を落とした「ペスト黒死病」が発生したとき、彼の聖遺物で祈りをすることで疫病が止んだことから、彼を祭る礼拝堂が多数出来たのだろうと推測もしたのです。

 Sant-Pierreサン・ピエールの宿から、Route Mont-Blanc(SS26dir)を フランス方向に走って行ったのですが・・確かこのあたり?とは思ったのですが通過してしまいました。
「さてどうしよう・・次回まわし?」かとも思ったのですが・・
「今日は空港に戻るだけ・・やはり戻ろう」

 と、1kmほど先のロータリーでUターンして・・

 集落の北の、もう12年も前に分岐したポイント・・よくもまあ見つけられたものです・・「Route de la Chapelleロウテ・デ・ラ・シャペッレ」の細い道に入っていくことができたのです。そして教会脇に駐車・・あのすばらしい眺めをもう一度見ることが出来たのです。

 雲ひとつない真っ青な空の下、モンテビアンコ(モンブラン)とグランドジョラスなどの雪山が光っています。

Pre-Saint-Didier,Champex
【g892s:聖ロッチとモンテビアンコ(モンブラン)とグランドジョラスなどの雪山が】

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●St.Roch Chapelle聖ロッチ礼拝堂の内部、外壁・・


 教会に入ってみました・・前回は中には入らなかったような気がしましたが・・そしてびっくり・・妻を呼びその素晴しい壁絵を鑑賞したのです。たぶんかなり新しい作品でしょう。

Pre-Saint-Didier,Champex
【g899:素晴しい壁絵が・・】

 外を再度観察すると・・教会の外部壁にあった2つの像が無くなっています。この内部の壁画を描いたと引き換えに像は取ったのかもしれません。

1998年のSt.Rochサン・ロッチ教会
【1998年の写真:この時には、教会正面両側に2つの像があった】

Pre-Saint-Didier,Champex
【g904:左がタバコ屋。この風景にはかわいいAPEの三輪自動車も似合う】
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●この風景の絵葉書は?・・


 ちょうど車を止め村の中に入っていこうとする人がいました。この感動を言いたくなって、
「素晴しい眺めの村ですね。ここの住所は?・・」と思わず話しかけてしまいました。
「その通りだね。住所は・・Pre-Saint-Didierプレ=サン=ディディエのChampexシャンペクス集落」
 そして改めて二人で風景を眺めました。

「このタバコ屋に絵葉書売っていますかね?」と、脇の小さな店に入ってみました。

 じつはこのタバコ屋、12年前に入ってみようと思ったのですがちょうど昼休み。まだ1−2時間は開かない時間だったような気がしますから、前回来たのは午後1時頃だったでしょう。

 店の中を見回しますが絵葉書をおいてある感じはありません。一応、
「ここの風景の絵葉書はないか」と聞きますが・・
「無い」とのこと。

 さっき話したおじさんも、「こんないい、村のPRになるような絵葉書も無いのか」と残念がって店の人と話しています。そして
「絵葉書はこの先のクールマイヨールにあるのでは?」 との情報ももらったのです。

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●クールマイヨールに・・


 行って見たのですが・・駐車スペースが町の中に無いのです・・さらにモンテビアンコは見えず・・駐車場はかなりはずれにはあったのですが、絵葉書を売っていそうな店まで遠く・・あきらめました。

<近隣の礼拝堂・歴史情報>


http://www.lovevalledaosta.it/【Valle d'Aosta:Chapels and shrines】

FEILLEY CHAPEL
The chapel of the village of Feilley was built in accordance with the wishes of Philibert Clappey, who, in a deed dated 1645, agreed to provide the necessary funding for its construction. The temple, which was erected around fifteen years after the plague of 1630, was dedicated to St. Roch, who was always invoked against illnesses and serious epidemics.
The devotion of the inhabitants of Feilley and their affection for the chapel have made various maintenance interventions possible over time and have contributed to the creation of a veritable treasure of art, with certain praiseworthy statues that are now housed in the museum of the parish church.
−−−
<翻訳サイト1で>
FEILLEYチャペル(アオスタのチェルビニア谷分岐の5km東の町)
Feilleyの村の礼拝堂は、証書日付1645年は、その建設に必要な資金を提供することに合意フィリベールClappeyの希望に沿って建設された。寺は、常に病気や深刻な流行に対して呼び出された聖ロッシュに専用されていた、1630の疫病後15年ごろに建てられた。
Feilleyの住民や礼拝のために愛情の献身的な努力は、様々なメンテナンスの介入は時間をかけて可能になった現在、教区教会の博物館に収容されている特定の称賛の彫像と、芸術の宝庫の創造に貢献しています。
Pre-Saint-Didier,Champex
【v085:クールマイヨールに近づくとグランドジョラスは見えない。モンブランだけ】

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1998年のRoch礼拝堂

●そして今年もこの構図の絵を・・


 帰国後の妻の描く絵は、12年前とほぼ同じ構図の作品でした。

St.Roch Chapelle聖ロッチ礼拝堂

< 関連サイト>

http://termedipre.it/【Pre-Saint-Didier】
http://www.comune.pre-saint-didier.ao.it/【Pre-Saint-Didier】
http://it.wikipedia.org/【wiki/Pre-Saint-Didier】

<関連書籍・地図>

ヨーロッパアルプスのハイキング地図、ガイド洋書  山渓など:日本語編

<ヨーロッパ・旅・・・>



●イタリア:アオスタ州のワイン


<・・・>

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