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Livigno峠
【d01.jpg:Forcola di Livignoリヴィーニョ峠(2315m)】

Forcola di Livignoリヴィーニョ峠(2315m)

最後の大分水嶺峠。【●峠のDBへ
この国境検問のシーンも、まもなく見られなくなるでしょう。

イタリア:ロンバルディア州ソンドリオ県 / スイス:グラウビュンデン州 】   [北村 峠一].(Kitamura)      


 2泊したリヴィーニョの宿を出発、2001年に閉鎖で断念したリヴィーニョ峠へ向かいます。私の峠行きの中でもこの峠は、ひとつの目標達成がかなう峠なのです。それは「大分水嶺の目標峠」を今日クリアできるのです。

分水嶺  Poポー川:Donauドナウ川:Rheinライン川:Rhoneローヌ川・・アルプスから発し海に向かう4つの大きな川の流域。その境界を「大分水嶺」と呼び、横断する1500m以上の自動車峠をすべて通過するのが目標のひとつだったのです。

 1973年に最初の「サン・ゴタード峠」を走ってから21年かけ、約50の大分水嶺峠をすべて走ることになるはずです。

 多分これからも、地図を探し回り、未舗装の林道峠や登山峠などを見つけ、そこに行くのも楽しみになるでしょう。ジュラ山系など標高の低い峠もまた、これからの楽しみです。

リビーニョ・エリア
【リビーニョのエリアは、ドナウ川(イン川)の流域。
赤の線は大分水嶺で、北のOfenpassオッフェン峠から、Livignoリヴィーニョ峠を経て、Foscagnoフォスカーニョ峠に至る】
Livigno
【e31.jpg:左正面はMonte-Vago(3057m)。その右の渓谷の先にリヴィーニョ峠がある。右はM.d.Rezze(2857m)など】

 Spolシュペール川をさかのぼり、ここでリヴィーニョの町ともお別れです。正面の台形にどっしりとした雪山Monte-Vago(3057m)の右に峠はあるのです。今年は開いていますが・・あと2日で7月なのにあの残雪ですから、2001年7月2日にはまだ閉鎖だったのは仕方ないですね。

Livigno峠
【177.jpg:リヴィーニョの町外れ】

Livigno峠
【178.jpg:左正面はMonte-Vago(3057m)】

Livigno峠
【194.jpg:Monte-Vago(3057m)の左(南東)に見えてきたのはCom-da-Camp山(3232m)のCampo氷河だろう。雪崩よけのトンネルがある】

Livigno峠
【1a6.jpg:峠直前にあるRef.Tridentina小屋】

 雪崩よけのトンネルを越え、Ref.Tridentina小屋の先で国境の検問所に到着です。昨日「Munt La Scheraシェラ山トンネル」で「撮影禁止」と言われたのにも懲りず、車内からも、車を降りても撮影です。

 国境関門のシーンはEUの国境ではすでに見られなくなり、スイス国境も近いうちに検問しなくなるので、記念・記録なのです。

Livigno峠
【1a8.jpg:国境関門を北から見る】

Livigno峠
【d06.jpg:国境関門を南から見る】

Livigno峠
【d03.jpg:峠の南、スイス側ベルニナ峠方面】


Livigno峠 Livigno峠
【1b2.jpg:Piz-Lagalb(2959m)だろう】 【1c5.jpg:スイスの関門。背景の山は、左の尖っている山が『Piz Teo(3049m)』、右の山が『Piz Sena(3075m)』・・グリンデルさんからの情報】

 スイス、ベルニナ峠方面への道はほぼ真っ直ぐ、正面に尖った『Piz Teo(3049m)』、右『Piz Sena(3075m)』が光って見えます。2001年の旅のページで、グリンデルさんから教えてもらった山の名前です。

(
 2001.7.2 峠のスイス側入り口に行くが、峠閉鎖中で断念)


<以上で「イタリア:ガビア/リビーニョ編」を終わります。
  ベルニナ峠、Fluelaフリュエラ峠とスイスを通過し、オーストリアに向かいます・・・>

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