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St.Jakob 聖ヤコブの教会 1/30万MAP 【●聖人の情報へ

イタリア:トレンティーノ=アルト・アディジェ州ボルツァーノ県】[北村 峠一].(Kitamura)     

【りんご畑・いろいろな果樹園のような中の細い道を登っていきます。遠くにはガスのかかった山も見えて。散水をしているのはしばらく雨がないからでしょうか。ハイキング?のグループに出会います。あの教会に村から歩く人たちでしょうか。5-6kmもありそうです】 ・・1d1.jpg
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【道はたに、小さな標識を見つけました。左に行くようです。牧草地の中、なだらかな、曲がりくねった砂利道です。車で走っていいのでしょうか?】 ・・206.jpg

【ようやく、何台かの車が駐めてある場所にきて・・・丘を登ります。先ほどの若いカップルが降りてきます。】 ・・222.jpg
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【丘の上に、多分牧師さんの家があって、さらにその上に教会が見えました。階段脇の祠のキリストの壁画・・・長い年月をたったこの小さなひさしだけで雨風・日の光に耐えて・・・絵が残るのですね】 ・・250.jpg

【丘の上の教会・・・むこうの山は、ところどころ白い地肌を見せています。きっと大雨などで削り取られたものでしょう。自然災害もまた多かったのかもしれません。そんなこの地域の守り神なのでしょうか】 ・・2a7.jpg

【教会の中に入ります・・・アーチ状・・・明り取りの窓・・・壁画・・・聖者の像・・・補修の跡はありますがよく保存された壁画です。祭壇に一輪の花が】 ・・270.jpg
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St.Jakob聖大ヤコブ

●「St.Jakob 大ヤコブ」、「St.Giacomoジャコモ」、「Comoコモ」について・・・

今までの旅で、あちこちでこの聖者「St.Jakob/Jacob(大)ヤコブ」の名前に出会いました。
そして、イタリアではこの聖者を「St.Giacomo ジャコモ」と書きます。
さらに、「コモ湖の名のComo」は、ジアコモの短縮形なのです。(ヨーロッパ人名語源辞典:梅田修:大修館書店p41-43)

険しい峠道、スイス・オーストリア側からイタリアに抜ける山道に、この名前が点在します。
そして、仮説を立てます・・・・
「Comoコモ湖周辺に、この聖人にまつわる聖地があって、ジャコモ巡礼の山越えの道がそこを通過していたのではないのか?」

大ヤコブの聖地としては、スペイン北西のSantiago de Compostelaサンチャゴ・デ・コンポステーラ(サンチャゴ =セント・ヤコブのスペイン語)があり、遺体がそこにあるといいます。ヨーロッパ中からたくさんの巡礼者が、昔も今もそこに向かいます。

少しずつ情報を集めながら、これからの峠の旅をしていきましょう。
皆さんからの情報もありましたらよろしくお願いします。
●聖人の情報へ
地図にこの聖人に関連する名前のあるポイントをマークしました)

【教会を後にします・・・信者の方でしょうか?今日は平日(水曜)ですからミサはないと思います。牧師さんのような方も登ってきます。みんながこの教会を訪ねてくるのです。・・・】 ・・2e0.jpg
<このあと、ボルツァーノの町を通過し、山のなかに・・・ペンサーヨッホの峠に向かいます・・・>

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